国連気候変動枠組条約、初の気候合意パッケージ草案を各国に提示

　国連気候変動枠組条約のADP（行動強化のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会）のアーメッド・ジョグラフ（アルジェリア）、ダニエル・リーフシュナイダー（アメリカ）両共同議長は、2015年12月にパリで開催される気候変動会議で各国が成立を目指す、新たな合意パッケージの初の草案を作成し各国に提示した。パッケージには、合意草案に加え、2020年から合意を実行できるようにする決定草案、2020年までの目標に関する決定草案が含まれている。この草案は、交渉の土台となる合意案を改善するようにとの各国からの要請に基づいて両共同議長が作成した。パリ会議を前に、2015年10月19-23日にボン行われる次の交渉セッションは、このパッケージを基に交渉が行われる。【国連気候変動枠組条約】