アメリカエネルギー省、ベタープラントプログラムで製造業者が大幅なエネルギー効率化に成功と報告
アメリカエネルギー省（DOE）は、同省の「ベタープラントプログラム（Better Plants Program）」を通じた製造業者のエネルギー効率化の成果を報告した。同プログラムは、エネルギー生産性を倍増させるオバマ政権の取組の一環として、製造業者や水道・廃水処理業者が10年間でエネルギー強度を約25％高めることに取り組んでいる。同プログラム参加機関は、過去5年間に年間平均約2.1％のペースでエネルギー強度を高め、計450兆英国熱量単位（BTU）以上の省エネに成功したという。これは、約24億ドルのエネルギー経費削減と2700万トン近くの炭素排出削減に相当するという。2014年には、新たに21機関が同プログラムに参加し、参加機関は計160近くになった。DOEは、水の汲み上げ、処理、配水に膨大なエネルギーを使用する水道・廃水処理業者にも同プログラムを拡大しており、新たに参加した21機関中12機関は水道・廃水処理業者となっている。【アメリカエネルギー省】
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