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環境ニュース[海外]

ローカルアジェンダ・サービスセンターを開設

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2002.08.19 【情報源】ドイツ/2002.08.06 発表

 世界サミットを目前に控え、トリッティン連邦環境大臣は、8月6日、ローカルアジェンダ21のための連邦サービスセンターを開設した。サービスセンターは、ボン市内にある「Agenda Transfer」内に設置される。
 トリッティン氏は、「世界サミットは、リオから10年、どのように発展したかをまとめるだけではく、未来への新たな課題と目標を設定し、都市、自治体における持続可能な開発に新たな推進力を与えるものである。資源の効率化、持続可能なエネルギー供給、水の供給は、ドイツ国内の自治体にとって、発展の重要な課題である。2300以上の自治体が、ローカルアジェンダに参加している。新しく開設した連邦サービスセンターによって参加を支援する」と述べた。
 連邦サービスセンターの任務は、アジェンダ21を地域レベルに移行することである。アジェンダ策定プロセスに参加する市民、メディア、情報提供者などに議論の場を提供し、支援を行う。IT技術を駆使し、連邦全土に広がるアイデア、経験、情報を収集できるシステムを構築する。連邦サービスセンターは、連邦環境省と連邦環境庁によって支援される。
 トリッティン氏は、多くの市民が持続可能な開発のために、自治体で行うエネルギーや交通、廃棄物騒音などのプロジェクトに参加していることを評価している。また、この連邦サービスセンターによって、多くの都市や自治体がアジェンダづくりを完成できるようになることを望むとしている。【ドイツ連邦環境省】

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