アメリカ環境保護庁、エネルギースター認定製造工場の優良70位までを公表

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.03.23 【情報源】アメリカ／2015.03.09 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）は、2014年に優れたエネルギーパフォーマンスを達成した70のエネルギースター認定製造工場を公表した。これら70の工場を合わせると、エネルギー費用7億2500万ドル、温室効果ガス排出800万トン以上の削減になり、これは65万戸以上の家庭の年間総エネルギー使用に相当するという。エネルギースタープログラムは、自動車組立、セメント製造、トウモロコシ精製、食品加工、ガラス製造、薬品製造、石油精製等の各業界で、エネルギーパフォーマンスが全米で上位25％以内に入った工場を認定している。1992年の導入以降、計139の製造工場が認定を受け、これらの工場は530兆英国熱量単位（BTU）以上のエネルギーを節約し、3600万トン以上（CO2換算）の温室効果ガス排出を抑制してきたという。なお、EPAは業界別のエネルギースター工場ベンチマークツールを提供しており、企業が自社工場のエネルギーパフォーマンスを業界内の他工場と比較し、改善目標を設定するのに利用できる。【アメリカ環境保護庁】