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環境ニュース[海外]

欧州環境庁、欧州自然保護地域の面積について最新データを公表

自然環境】 【掲載日】2014.12.03 【情報源】EU/2014.11.21 発表

 欧州の自然保護地域は、各国が国内で指定した保護地域と、国際的に指定されている保護地域ネットワークを合わせると、陸域で109万2529平方キロメートル(全陸域の25%)、海域で34万平方キロメートル(欧州地域海域のほぼ6%)以上を占めることが、欧州環境庁(EEA)の最新データで明らかになった。国際ネットワークには、欧州の保護地域ネットワーク「ナチュラ2000」と、ベルン条約(欧州の野生生物及び自然生息地に関する条約)の下で実施されているエメラルド・ネットワークが含まれる。生物多様性条約の愛知ターゲット11は、「陸域の17%、海域の10%が、保護地域などにより保全される」ことを掲げており、EEAはこのデータから愛知ターゲットの達成に向け、一定の進捗が示されたとしている。
欧州では近年、各国で指定する国内保護地域のデータ共有が進んでおり、このデータベースが、各国の自然資本の評価に重要な情報となっている。今回の最新データは、IUCNの世界国立公園会議の開催と同時に公表された。【欧州環境庁】

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