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環境ニュース[海外]

ドイツ 連邦内閣が電気自動車法案を承認

環境行政】 【掲載日】2014.10.10 【情報源】ドイツ/2014.09.23 発表

ドイツ連邦環境省は、ドイツ連邦内閣が電気自動車法案を承認したことを公表した。法案では、電気自動車の特権の定義、ナンバープレートにおける目印、駐車と停止に関する規定、バスレーンの利用、進行禁止の廃止などが定められている。法の適用対象には、純電池式電気自動車、特に環境に配慮したプラグイン・ハイブリッド車や燃料電池車が含まれる。プラグイン・ハイブリッド車には、1キロメートル走行につき最大50グラムの二酸化炭素排出量、または電力走行時の距離を30キロメートル以上(2018年以降は40キロメートル以上)に維持することが求められる。国内で認可された車両には、電気自動車専用ナンバープレートが授与される。国外で認可された車両にも電気自動車の特権が授与されるが、専用ナンバープレートではなくナンバープレート上に目印が付けられる。これにより、電気自動車が、道路交通上の法規や交通利用者に対して、より認識可能な状況を確保する。地方自治体は、この法により、電気自動車の充電拠点のための駐車スペースの確保や無料の駐車スペースの提供、大気保全や騒音保護を背景にした進行・通過制限についての規定、また対象車両へのバスレーンの解放などが可能となる。具体的な決定は、個々の道路交通所轄官庁の裁量により行われる。同法は、2015年春に施行され、2030年6月30日まで運用される。【ドイツ連邦環境省】

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