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環境ニュース[海外]

EPA クリア・スカイ・イニシアチブの効果を示すデータを公開

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.07.10 【情報源】アメリカ/2002.07.01 発表

 7月1日、EPAは、ブッシュ大統領のクリア・スカイ・イニシアチブの劇的な効果(予測)を示す新しい情報を公表した。このプログラムはアメリカの電力会社に対し、平均70%の大気汚染を解消することを求めるもの。1日に公表されたデータは、連邦全体の削減が各地域の大気質、水質、および住民の健康にどのような影響を及ぼすかを示すものである。発電所が大気汚染の大きな原因となっている地域(特に、北東部、南東部、中西部)では、大気質が著しく改善されるであろう。多くの都市は、ここ数年で初めて、大気質基準を達成することになろう。
 クリア・スカイ・イニシアチブは、今年2月14日に公表された。これは、SO2、NOxおよび水銀について、厳しい、義務的な排出上限を設定するもので、今後10年で、3500万トンの大気汚染物質の削減を目指す。クリア・スカイ・イニシアチブは、1990年以降、大気浄化法に対する最も重要な改善である。排出削減は、排出枠取引プログラム(キャップ・アンド・トレード)を通じて達成される。各汚染物質について、連邦全体で恒常的な排出上限が設定され、排出源の間で、認証された排出上限を取引することが認められる。【EPA】

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