アメリカ環境保護庁、グランドキャニオン国立公園に「連邦グリーンチャレンジ賞」を授与

【自然環境 自然公園】 【掲載日】2014.07.01 【情報源】アメリカ／2014.06.17 発表

　アメリカ環境保護庁(EPA)太平洋南西地域のブルメンフェルド管区長は、グランドキャニオン国立公園に対し、そのエネルギー使用削減の取組みを評価し「連邦グリーンチャレンジ賞」を授与した。同国立公園は、省エネを実施するとともに、大規模倉庫や事務所を閉鎖するなど公園施設を統合し、エネルギー消費を32％減らして温室効果ガスを大幅に削減した。
　「連邦グリーンチャレンジ」に参加する機関は、環境に関する総合的な成果を含め様々な要因について評価される。また、6つの対象分野(廃棄物、水、エネルギー、輸送、電子機器、購入)のうち少なくとも2つの分野で、資源の利用を年間5％以上削減することを約束する。
　EPA太平洋南西地域の参加機関がこの2年で達成した節約・削減量は、水3億5500万ガロン、電力900万キロワット時、天然ガス20億立法フィート、廃棄物9万3000トンをそれぞれ上回るという。ブレメンフェルド管区長によると、これにより3180万ドル超のコストが削減できたという。【アメリカ環境保護庁】