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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、住宅部門のベタービルディングで10万棟の改修を実施

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.06.04 【情報源】アメリカ/2014.05.21 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、建物のエネルギー効率を向上させる同省の取組「ベタービルディング」の住宅部門プログラムを通じ、全国の州・市町村が改修を実施した住宅や地域の建物が10万棟を超えたと発表した。これによる住民世帯や企業の光熱費削減は7億3000万ドル以上になるという。
 再生再投資法の支援のもと、10万棟の改修には、選抜による41の州・市町村が、電力会社、非営利団体、金融機関、建物省エネの専門家等と協力した。全体で、1400以上の改修請負業者が工事を実施した。モニツDOE長官は、「アメリカでは、住宅部門と商業部門の建物で、全エネルギー使用量の40%を占める。住宅などのエネルギー効率を高めれば、光熱費を削減し、地域の汚染も減らし、クリーンエネルギーによる我が国の未来の実現にも近づくことができる」と述べた。
 DOEは、住宅部門の建物の省エネ改修で官民の連携を今後も継続させるため、請負業者、金融機関、非営利団体、州、市町村、電力会社など70機関を結ぶネットワークを立ち上げた。これは技術的サポートを行うとともに、住宅の省エネ改修プログラムに関する知見や事例を共有するためのもので、住宅のエネルギー効率化へと事業拡大を図る団体は誰でも参加できるという。【アメリカエネルギー省】

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