アメリカエネルギー省、外部電源の新省エネ基準を決定
アメリカエネルギー省（DOE）は、2014年1月に決定したメタルハライドランプに続き、外部電源の新省エネ基準を決定した。外部電源は、携帯電話、タブレット、ノートパソコンなど何百種類もの電子製品や消費者製品に使用されている。現在、国内で年間3億以上が出荷されており、平均的な家庭には5〜10の外部電源が設置されているといい、消費者が新たな家電製品を購入するたびにその数は増加し続けるものと思われる。今回の新省エネ基準により、30年間で光熱費を約40億ドル節約でき、炭素排出量も4700万トン（650万世帯の年間電力消費量に相当）も削減されるという。オバマ政権は、炭素汚染を軽減し、さらなる省エネ社会への移行を進めるよう求めており、DOEではこれまでに食洗機や冷蔵庫など30品目以上の家庭用品に対して新たな省エネ基準を設定した。モニツDOE長官は「新たな省エネ基準の設定と高品質化は連動しており、省エネが家庭や企業に節約を促す大きな機会を与える」と述べた。【アメリカエネルギー省（DOE）】
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