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環境ニュース[海外]

イギリス、策定中の植物バイオセキュリティ戦略の核となるリスク登録簿を公開

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2014.02.04 【情報源】イギリス/2014.01.20 発表

 植物バイオセキュリティ戦略を策定中のイギリスで、その核となるリスク登録簿が公開された。2014年1月20日にロンドンで開かれた「植物健康ステークホルダー・サミット」で発表されたこの登録簿は、食品環境研究庁(FERA)のウェブサイトhttp://www.fera.defra.gov.uk/plants/plantHealth/pestsDiseases/index.cfmで公開され、植物を冒す病気や生物など700項目が登録されている。
 イギリスでは2012年にトネリコ属の樹木の立枯病を引き起こすChalara fraxinea菌が発見された後、パターソン環境大臣が同国の森林保護を強化するため、「樹木健康・植物バイオセキュリティ・タスクフォース」設置した。リスク登録簿は2013年に発表された同タスクフォースの報告書に示された提言の一つである。同報告書には植物・樹木の健康を守るための8つの提言が示されており、その他の提言についても、夏前に発表される植物バイオセキュリティ戦略で対策が講じられる予定である。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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