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環境ニュース[海外]

ドイツ EU鳥類保護指令の実行状況に関する報告書を提出

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2014.01.16 【情報源】ドイツ/2013.12.23 発表

 ドイツ連邦環境省は、EU鳥類保護指令の実行状況に関する報告書を欧州委員会に提出した。報告書では、鳥類保護区において指定された種を中心に約360種の鳥類の状況と傾向をまとめている。状況が改善した種がある一方で、エリマキシギ、オグロシギ、タゲリなどは、状況の改善に多大な努力を必要とすることが報告されている。また、種の危機の要因として、繁殖鳥では、集中農業、泥炭地・湿地の干拓、広原の劣化、スポーツ・余暇活動の影響、肉食類の影響が挙げられている。一方で、海鳥では、漁業や水汚染、船舶航行、風力エネルギー利用の拡張などの影響が挙げられている。報告書は、ボランティアによって集められたデータや州政府や連邦政府における情報に基づいて作成されている。欧州委員会は、国別報告書を基に、欧州全域の鳥類に関する報告書を作成することになる。【ドイツ連邦環境省】

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