EU 殺生物剤(バイオサイド)製品の安全性の改善、認可申請手続きの簡素化を実現する規則施行へ
欧州委員会は、9月1日のバイオサイド製品規則の施行に伴い、バイオサイド製品の安全性が大幅に改善し、EU域内における関連製品の使用と流通に対する認可申請手続きが簡素化し、域内市場に重要な進展がもたらされるとするコメントを公表した。新規則は、バイオサイド製品のEU全域で共通の認可申請を実現するもので、企業は、製品を直接、EU市場全域に流通させることができる。製品認可申請手続きの簡素化と効率化などによって生まれる経費削減額は、10年間で27億ユーロに達すると試算されている。また、データの交換が義務付けられることから動物実験の数は減少し、さらに実験の際には、柔軟で賢明な方法が求められる。また、新たに設置されるITプラットフォームが、今後、市民への情報提供の役割を果たす。【欧州委員会環境総局】
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