一般財団法人環境イノベーション情報機構
「コミュニティレベルの温室効果ガス排出量のグローバルプロトコル」(GPC)、世界33都市が試行
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.07.18 【情報源】その他/2013.07.02 発表
世界資源研究所(WRI)は、世界33都市が、「コミュニティレベルの温室効果ガス排出量のグローバルプロトコル(GPC)試験バージョン1.0」の試行を開始したと発表した。GPCは、コミュニティレベルで温室効果ガスの算定を行うための世界初の基準で、2012年5月、WRI、世界大都市気候先導グループ(C40)、及び「イクレイ−持続可能性をめざす自治体協議会」(ICLEI)が共同で立ち上げた。2013年10月まで実施される試行期間には、1.GPCの要件に基づくGHGインベントリの分析と算定(もしくは再算定)
2.参加都市間でインベントリ体験や優良事例を共有するオンライン・ディスカッション
3.WRI等による世界約10か所でのワークショップ開催
4.世界銀行、国連人間居住計画(UN-HABITAT)、GPCパートナーら17団体が加盟する諮問委員会によるハイレベルな助言
5.幅広いステークホルダーによるフィードバック
の実施が予定されている。今回の試行のフィードバックは今後のGPCの向上と他都市への働きかけに役立てられる。【世界資源研究所】