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環境ニュース[海外]

国連砂漠化対処条約、「Land for Life(生命の土地)賞」2013年度受賞者を発表

地球環境 砂漠化】 【掲載日】2013.07.02 【情報源】国連/2013.06.17 発表

 国連砂漠化対処条約(UNCCD)は「世界砂漠化・干ばつ対処の日」の6月17日、砂漠化や土壌劣化、干ばつへの対処で成果を上げた団体を表彰する「Land for life(生命の土地)賞」の2013年度受賞者(賞金総額10万ドル)を発表した。
 2年目となる今年は62ヶ国から137件の応募があり、インドのNGO、Foundation for Ecological Security (FES)が優勝者に選ばれた。FESが導入した地力回復技術により、20万ヘクタールを超す共有放牧地の生産力・生物多様性地下水利用が改善し、インド全域でおよそ170万人が恩恵を受けているという。2位はメキシコとオーストラリアの団体が同点で受賞した。
 UNCCD締約国195ヶ国は、乾燥地の貧困軽減、土地生産性の維持・回復、乾燥の影響の緩和に取り組んでいる。UNCCD事務局長は受賞者について、「草の根レベルで変化を起こすリーダーシップとイニシアティブの好例を示し、適切な土地管理を促進しつつ、人々の生活も向上させている」と評価した。【国連環境計画

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