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環境ニュース[海外]

2001年の大気環境状況 最終版が確定

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.05.27 【情報源】イギリス/2002.05.15 発表

 イギリス環境・食糧・地方事業省は、2001年の大気環境に関する指標の状況(最終版)を公表した。これは、5つの大気汚染物質(CO、NO2、オゾン、粒子状物質及びSO2)について、大気汚染レベルが「高い」あるいは「中程度」とされた日数を測定したもの。
 都市部での大気汚染レベルが高い・中程度とされた日数は2001年では21日と推計され、粒子状物質及びSO2の減少に伴い、1993年の53日と比べて、長期的には確実に減少傾向にある。なお、2000年の16日と比べ若干増えているが、前年との比較については、気象条件も考慮する必要がある。現在、都市部での大気汚染の主な原因は、粒子状物質(PM10)及びオゾンとなっている。
 一方、地方部ではそれほど明確な減少傾向は見られず、数値は30日であった。2000年は25日であり、1987年から1990年の間で19-48日の間を揺れ動いている。地方部での主な汚染原因であるオゾン濃度の変化が、変動の原因となっている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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