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環境ニュース[海外]

環境研究プログラム 2001年の総括及び2002年の予定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2002.05.27 【情報源】フランス/2002.05.15 発表

 フランス環境国土整備省は、環境関係の調査研究プログラムについて、2001年の総括、2002年のプログラム及び2003年の展望を公表した。
 1999年6月1日の科学技術調査省庁間委員会(CIRST)の決定により、調査研究プログラムは、5つのテーマに分類されている(:大気汚染の防止と地上輸送による影響の削減、水資源・土壌資源管理、生物多様性と自然資源の保全・管理、ヒトの健康の保護とリスク管理、経済社会科学の動員)。
 2001年には、地域の大気質に関する総論、自然地域の認知と修復(自然の再生と湿地プログラム)、エリカ号座礁調査、及び人間・社会科学に関する総論などについて結論が得られた。このほか、気象変動影響管理(GICC)、沿岸管理、土壌管理、遺伝子資源外来種侵入、生物多様性と森林管理、リスク認識とその評価、環境と健康、環境に関する協議と決定、公共政策と景観などに関する研究にも予算が支出された。
 2002年の新規プログラムとしては、「大気質」、「リスク、決定及び国土」及び「環境・経済の科学」という3つがあげられている。また、熱帯地方のエコシステム、公共政策・農業・生物多様性に関する研究も再度実施される。
 2003年の新たな調査プログラムとしては、「沿岸管理」、「騒音公害」、「整備計画評価」(エコシステム管理手法)、持続可能な地方公共政策(定義及び実施手法)などが予定されている。【フランス環境・国土整備省】

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