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環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約、途上国のCDM支援のためトーゴにサポートオフィス開設

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2012.10.30 【情報源】国連/2012.10.16 発表

 国連気候変動枠組条約事務局は、西アフリカ開発銀行(BOAD)の協力のもと、トーゴの首都ロメに初のクリーン開発メカニズム(CDM)サポート事務所を開設すると発表した。事務所開設の目的は、CDMに携わる西アフリカ各国政府や非政府組織、民間部門を支援し、この地域へと京都議定書CDMの恩恵を広げることだという。
 CDMプロジェクトは、実施される地域に差があることが指摘されており、実施地域の組織的・人的能力の構築が課題となっていた。このためUNFCCC事務局は、これまでプロジェクトが少ない地域でCDMサポート事務所を開設しようとする団体との協力を図り、現在、資金や人員を提供しようとする組織やUN機関と協議に入っている。今後数か月で、アジア、中南米、カリブ海地域、アフリカのフランス語圏の地域パートナーと、サポート事務所を開設のためのパートナーシップ協定を締結する見込みだいう。
 CDMサポート活動の目的は、全体的には、プロジェクト等の機会の特定、プロジェクト設計書作成の直接支援、第三者検証機関により特定された問題の明確化・解決等であるが、個々のパートナーシップの作業計画は地域のニーズに合わせ個別に策定するという。【気候変動枠組条約事務局】

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