カナダ、狩猟・釣り助言パネルと初会合

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2012.10.24 【情報源】カナダ／2012.10.12 発表

　カナダのケント環境大臣は、カナダの自然保護の取組に知見を提供する機関として2012年5月にハーパー首相が設置を発表していた、狩猟・釣り助言パネル（HAAP）の初会合を開いた。HAAPは、環境保全、狩猟・釣り等に関するさまざまな連邦政策、プログラム、活動について、政府に助言を与えることを目的としている。また政府の決定が、幅広い情報や意見をふまえつつ、カナダの野生生物の管理・保護を促進するものとなるよう図るという。パネルのメンバーには、狩猟協会や野生生物保護連盟など各種団体が幅広く参加している。ケント大臣は、「狩猟・釣りは、多くのカナダ人の生活の糧であり、レクリェーションや伝統を支えるとともに、地域の観光産業にとっても重要。カナダの環境の保護向上に草の根的な活動により貢献してきた多くの団体の参加を得られたことは喜ばしい」と述べた。今回の初回会合では、パネルの任務や会合スケジュール等、運営に関わる事項について話し合った。【カナダ環境省】