スウェーデン環境相、大気質改善のためツアー開始

　スウェーデンのエーク環境大臣は、2012年8月15日、大気質改善のため国内各地を訪問する「大気質ツアー2012」を開始した。最初の訪問地となったウプサラでは、市内の大気質をどのように改善するかについてのパネルディスカッションに参加、政府の大気質改善の取組等について語った。また市内の公園では、大気を汚さない移動手段である自転車の空気ポンプ新設のイベントにも立ち会った。
　スウェーデンの環境目標達成を目指す政府の取組において、大気質汚染の問題は優先事項の一つであり、大臣はこの秋、EU大気質基準を超過した諸都市を訪れることにしている。大臣は「大気汚染問題への取組は我々が共有する責任。都市や自治体がついてどのように問題に対処しているか、よい事例を聞きたい」と述べた。【スウェーデン環境省】