一般財団法人環境イノベーション情報機構
建築物の省エネ、環境に配慮した資材の活用を一層促進
【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2002.04.30 【情報源】オランダ/2002.04.19 発表
オランダ住居・国土計画・環境省のJohan Remkes大臣は、「持続可能な建築物」は既に揺籃期を脱しつつあるが、政府は引き続き、省エネ、建設資材が環境に与える影響及び健康について重視していくとする意見書を議会下院に提出した。意見書の中では、測定可能な目標が盛り込まれており、例えば、建築環境については温室効果ガスの排出量を2010年に300万トン削減するという目標が掲げられている。建築資材が環境に与える影響については、具体的な目標の策定方法を2年以内に発表することとしている。
また、住居以外の建物についてのエネルギー・パフォーマンス基準を強化するとともに、低所得者層の省エネを支援する補助制度を提案している。
【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)