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環境ニュース[海外]

公衆意見聴取の向上と公衆聴取委員の現状をレビュー

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2002.04.24 【情報源】フランス/2002.04.16 発表

 環境国土整備省のイヴ・コッシェ大臣は、4月10日、公衆意見聴取の向上と意見聴取委員の現状に関する報告を閣議に提出した。
 「公衆意見聴取の民主化及び環境保護に関する1983年7月12日のブッシャルドー法」は、公衆意見聴取手続きを一般化し、新たな方向性を与えた。同法は、整備計画における公衆協議や情報面における進歩をもたらした。しかし、この手続きは、様々な批判の対象になり、特に、意思決定プロセスの遅延が問題になっていた。このため、政府は、直接民主主義に関する2002年2月27日の法律第IV編に基づき、整備・設備計画の公益性評価手続きを改善すると発表していた。
 今後は、同委員の活性化のため、構成の改善、「意見聴取委員の権利と義務に関する憲章」の制定等が求められる。また、委員は、準備報告書(公衆意見への回答、建設に際して採用する措置等を記載)の前に、公衆意見聴取の締切を設定することとなろう。さらに、新たな情報コミュニケーション技術(インターネットなど)による意見提出についても促進していくこととなろう。【フランス環境・国土整備省】

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