イギリス気象庁、アマゾン熱帯雨林における気候変動と森林破壊の影響に関する国際研究プロジェクトに参加

【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2011.10.12 【情報源】イギリス／2011.09.26 発表

　イギリス気象庁は、エディンバラ大学などヨーロッパ及び南米の14研究機関と共同で、今後数十年のアマゾン熱帯雨林における気候変動と森林破壊の影響に関する研究プロジェクト「AMAZALERT」を実施することを公表した。プロジェクトでは、気候変動や森林破壊に対するアマゾン熱帯雨林の脆弱性について検証し、影響を及ぼす地域や時期を予測し、森林破壊を防ぐための政策や手段の効果や影響について評価することを目指している。また、森林劣化の兆候を検出し、森林が不可逆的に消失する可能性がある場合の早期警告を可能にするシステムを設計する。さらに、地表面の変化と気候の総合作用といった気候フィードバックや気候や環境の変化に対する対応方法について市民、政府、農業の理解を深めることを目指す。【イギリス気象庁】