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環境ニュース[海外]

国連環境計画、2012年地球大賞候補者を募集

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2011.09.20 【情報源】国連/2011.09.01 発表

 国連環境計画(UNEP)は、2012年の地球大賞(Champions of the Earth)の候補者受付を開始すると発表した。地球大賞は、優れたリーダーシップやビジョンにより環境に貢献した人々に贈られる、国連の主要な表彰制度である。
 2012年は、生物多様性条約気候変動枠組条約、砂漠化対処条約など重要な条約が結ばれた1992年のリオ地球サミットから20年後にあたり、国連持続可能な開発会議(Rio+20)が開催される。地球大賞の授賞式はそのRio+20の直前に行われる。2012年はまた、国連環境計画が設立されたストックホルム会議の40周年でもある。そのため2012年の地球大賞の選定では、特に、1972年のストックホルム、および1992年のリオでの成果に関連のある業績が注目されるという。Rio+20の二つのテーマである、持続可能な発展と貧困根絶のためのグリーン経済、および持続可能な発展への制度的枠組のもとに発揮されたリーダーシップと創造的貢献も重視される。
 地球大賞には、1)政策リーダーシップ、2)科学とイノベーション、3)新規事業ビジョン、4)創造と行動の4部門があり、それぞれ受賞者が選ばれる。推薦の受付は2011年10月31日まで。国連環境計画のウェブサイトwww.unep.org/championsからの登録も可能である。
 2011年の地球大賞受賞者として、政策リーダーシップ部門では、気候変動に対する国際的取組を主導したメキシコのカルデロン大統領、科学・イノベーション部門では、旧ソビエトの廃農薬や有害化学物質の除去のため市民社会を巻き込んで活動を行ったロシアの科学者、スペランスカヤ博士らがいる。2011年の大賞授賞式は5月にニューヨークで行われた。【国連環境計画(UNEP)】

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