ドイツ連邦内閣、第2次エネルギー効率行動計画を承認

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2011.09.15 【情報源】ドイツ／2011.08.31 発表

　ドイツ連邦内閣は、ドイツ連邦経済省によって提出された第2次国家エネルギー効率行動計画（NEEAP）を承認した。連邦経済省は、この行動計画を欧州委員会に提出する。これは、エネルギー効率とエネルギーサービスに関するEU指令（2006/32/EC）に基づいて作成されたもので、国内のエネルギー効率に関する進展状況がまとめられている。ドイツ連邦経済省の委託を受けたドイツエネルギー効率局が作成を担当した。
　行動計画では約90の施策が分析されている。数量的な評価は、Prognos株式会社とフラウンフォーファー・システムイノベーション研究所が支援した。EU指令では、ドイツに対し、2016年までにエネルギー消費量を9％削減（2001年から2005年のエネルギー消費量平均値比）することを求めている。行動計画では、ドイツが、その目標を達成する見込みであることを示している。また、ドイツにおけるエネルギーサービス市場の現状もまとめられ、コントラクティングやエネルギー監査といった個々の部門における進展状況や積極的な市場の進展を妨げる障害についてもまとめられている。【ドイツ連邦経済省】