一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ、携帯電話基地局の省エネ型冷却技術に対し14万6000ユーロを助成

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2011.09.01 【情報源】ドイツ/2011.08.18 発表

 ドイツ連邦環境省は、携帯電話網会社「E-Plus」が実施する携帯電話基地局への省エネ型冷却技術の導入に対し、環境イノベーションプログラムから14万6000ユーロを助成すると公表した。これにより、ドイツ国内の50基地局において最新のハイブリット式換気システムが取り付けられる。これまで基地局は、従来のエアコン設備で冷却されてきたが、エネルギー消費量が高く、さらに冷媒としてフロンが用いられている。最新のハイブリッド式換気システムでは冷媒剤を必要とせず、風力で稼働することにより、従来の設備よりも大幅にエネルギー消費量が低くなる。50基地局の選択には、多様な地理条件と気象条件が考慮された。50基地局のみでも年間80トンのCO2排出量が削減される。実証の後、更なる基地局にこの技術が導入される予定で、これにより年間3600トンのCO2排出量が削減される見込みであるという。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース