アメリカ海洋大気庁、ロードアイランド州の洋上風力発電と海洋保護のための海洋管理計画を承認

　アメリカ海洋大気庁（NOAA）は、連邦沿岸域管理法に基づき、ロードアイランド州の海洋特別区域管理計画（Ocean SAMP）を承認した。この計画は、ロードアイランド海峡、ブロックアイランド海峡、大西洋にまたがる1467平方マイルを対象海域とした革新的な海洋管理計画で、これまでの州政府による審査プロセスや政策を改善し、環境や既存の産業を保護しつつ、海上事業の発展を目指すもの。州沿岸域と連邦水域を含めた海域の豊かな生態系システムを総合的に管理することで、重要な生態系や考古学的資源を保全しつつ、輸送、漁業、レクリエーション等既存の活動とのバランスを考慮した洋上風力発電の推進が可能になる。これにともない、再生可能エネルギーの発展と雇用創出にも貢献するという。今回の計画は、総合的な海洋特別区域管理計画を導入した州管理計画として国内初となるもので、今後、商業・レクリエーション・環境をいずれも向上させようとするすべての海域に応用できると期待されている。【アメリカ海洋大気庁（NOAA）】

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プレスリリース

http://www.noaanews.noaa.gov/stories2011/20110722_rhodeisland.html