アメリカ環境保護庁とエネルギー省、エネルギースター制度で「最高効率」カテゴリーを新設

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2011.07.28 【情報源】アメリカ／2011.07.14 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）及びエネルギー省（DOE）は、エネルギースター制度において、最もエネルギー効率が高い「最高効率」認定を新設し、第一回の認定製品を発表する。これにより、製品のエネルギー効率をより高めたメーカーへインセンティブを与えるとともに、消費者に対しエネルギー効率の高い最先端技術の製品情報を提供する。エネルギースター制度は、エネルギー効率化の条件を満たした製品に与えられる認証制度で、消費者の光熱費抑制と環境保全を目的としている。現在、60種類以上の製品に加え一般住宅やビルでも認定を実施しており、昨年一年間で、180億ドルの光熱費抑制、自動車3300万台分の温室効果ガスの排出削減に貢献したとされる。今回の「最高効率」認定は、洗濯機、冷暖房器具、テレビ、冷蔵庫の4製品カテゴリーの市場における上位約5％のモデルに対し行われる予定で、既に、エレクトロラックス社、シアーズ社、パナソニック社等の製品が認定された。今年中には、来年の対象製品カテゴリーを増やす手続きに入る。【アメリカ環境保護庁（EPA）、アメリカエネルギー省（DOE）】