中国、国家環境宣伝教育行動計画（2011－2015年）を公表

　中国環境保護部、教育部などの６つの省庁（部、委員会）は共同で「国家環境宣伝教育行動計画（2011－2015年）」を公表した。国家環境宣伝教育活動の指針となる計画を共同で発表するのは今回が初めてで、各省庁が協力し、環境に対する国民の意識を高め、全国民の参加による社会的行動システムの確立に重要な役割を果たすとともに、資源節約型・環境配慮型社会および生態文明の発展を目指す。
　第11次五カ年計画期における環境宣伝教育活動により国民の環境意識は著しく向上した。第12次五カ年計画期は、環境保護進展への期待と共に、様々な問題の解決に向けた重要な五年間と位置付けられる。中国は、環境宣伝教育を環境保護政策の重要な要素であるとし、新たな施策を模索しつつ、国民の環境保護活動への積極的な参加を促す。また、メディアへの支援も強化し、環境保護の文化を構築していく。これに向け、各省庁間の協力強化、多角的な環境教育の制度の構築、宣伝教育システムの改善、さらにこうした目標に取り組むための能力強化など様々な取り組みを行う必要があるとしている。【中国環境保護部（MEP）】

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プレスリリース

http://english.mep.gov.cn/News_service/news_release/201105/t20110526_211221.htm