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環境ニュース[海外]

イギリス、不動産賃貸人に対する改修義務を伴う規則導入を提案

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2011.05.26 【情報源】イギリス/2011.05.10 発表

イギリス・エネルギー・気候変動省のヒューン大臣は、エネルギー法案第2読会において、グリーン・ディール政策のもと、全ての不動産賃貸人が、最小値のエネルギー効率基準に取り組むことを求める規則を策定する計画を公表した。提案では、2016年以降、賃貸人は、賃借人や賃借人の代理となる地方自治体から不動産の改修に関する妥当な要求があった場合、それを拒否することが不可能となるもの。また、2018年以降、エネルギー効率基準が「Eランク」以下の不動産の貸し出しを違法とするもの。これにより、少なくとも68万2000軒の不動産が改修されるとしている。グリーン・ディール政策は、建物を改修することにより、高いエネルギー効率を達成し、住宅やオフィスの光熱費を安く抑えることを目的とした現政権の国家計画である。2012年以降、人々は、初期投資にかかる費用を、その後の光熱費の削減額によって払い戻しをする融資制度を利用することが可能となる。【イギリス・エネルギー・気候変動省】

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