一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州委員会 電気自動車のカドミウム電池を禁止
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.03.15 【情報源】EU/2002.03.06 発表
欧州委員会は、電気自動車のカドミウムバッテリーの使用を、2005年末までに禁止する提案を行うことを決定した。カドミウムは人間の健康及び環境に深刻な影響を与えるとされる。カドミウムの代替物質は既に市場に存在しており、委員会の調査では、電気自動車市場になんらの混乱もなく、2005年末にはカドミウムゼロの電気自動車に移行できることが明らかになった。EUの廃車指令(2000/53/EC)は、2003年7月1日以降、鉛、水銀、カドミウム、六価クロムといった重金属を車に使用することを原則、禁止する。重金属の使用がやむを得ない場合にのみ、例外として使用が認められている。同指令付属書IIは電気自動車のカドミウムバッテリーを例外としていたが、既にニッケル水素電池が代替物質として存在し、将来的に、リチウムイオン電池を使うこともできるようになるため、この特例の必要性がなくなった。なお、現在販売されている電気自動車にはこの提案の影響はなく、2005年以降に販売されるものから適用される。
この提案については、規制委員会の意見を待ってから、委員会で最終的に採択される予定。【欧州委員会環境総局】