一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス、環境主張の実用ガイドを消費者向けに発表
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2010.11.26 【情報源】フランス/2010.11.10 発表
2010年11月10日、フランスの商業・手工業・中小企業・観光・サービス・消費担当のエルヴェ・ノヴェリ大臣とシャンタル・ジョアノ環境担当大臣は、環境主張の実用ガイドを消費者向けに発表する。このガイドには環境主張の基準が示されており、消費者は製品を購入する際に、環境パフォーマンスの面から製品を比較することができるようになる。ガイドに示されている基準は消費者審議会(CNC)が設定したもので、環境主張の表現(今回は7種類)をどのようなときに使うかなどは2010年7月6日に専門家と消費者を交えて審議会で合意している。今回発表するのは、こうした合意に基づき、「持続可能な」、「責任を持つ」「生分解性」「有機」「自然」といった主張のそれぞれについて明確でわかりやすい情報(意味、与えられる保証、消費者が注意すべき事項)をまとめたもので、ガイドは以下のサイトで入手できる(関連情報参照)。
両大臣によれば、CNCは現在さらに、8種類の表現の明確化に取り組んでおり、来年の初めにはガイドブックの第2巻ができる予定だという。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】