一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、「メキシコ湾生態系再生タスクフォース」第1回会合を召集
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2010.11.19 【情報源】アメリカ/2010.11.03 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)のジャクソン長官は2010年11月8日、フロリダ州ペンサコーラで、原油流出事故により損なわれたメキシコ湾岸地域の生態系の再生を目指す「メキシコ湾生態系再生タスクフォース」第1回公式会合を召集する。会合には、アメリカ環境諮問委員会のサトリー議長のほか、農務省や国防総省、内務省など連邦政府機関の代表、メキシコ湾岸諸州や地元の関係者らが参加する。会合では主に、メキシコ湾の課題や人員配置、後方支援、タスクフォースの目標などが議論されるほか、メンバー紹介も行なわれる。オバマ大統領は10月の大統領令で、「メキシコ湾生態系再生タスクフォース」を設置し、連邦政府が行っている対策を継続することを命じている。このタスクフォースは、生態系再生に向けた連邦政府の対策と、地元の利害関係者や州・部族政府の対策とを統合するとともに、再生プロセス全体を通して、支援の拡大と説明責任の推進に取り組むという。同問題に関する大統領令はウェブサイト上で閲覧できる。【アメリカ環境保護庁(EPA)】