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環境ニュース[海外]

欧州議会・環境委員会、温室効果ガス排出削減30%目標は経済利益につながるとする決議を採択

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.10.22 【情報源】EU/2010.10.05 発表

 10月5日、欧州議会の環境委員会は、2020年までの温室効果ガス削減達成目標を30%に引き上げることは、欧州連合の経済利益のための行動であるとする決議を、賛成35票、反対20票、棄権1票により採択した。同決議は、10月末に開催される欧州議会において、投票される。ライネン環境委員会委員長は、「地球温暖化対策においてリードしなければ、欧州連合の経済成長は敗者となる。同決議では、気温上昇の制限を2度ではなく、1.5度に抑制する必要性も指摘している」とコメントした。決議の概要は下記の通り。
●CO2の30%削減は経済成長の促進である。
●カンクンでの国連会合における重要議題のひとつは途上国への支援対策である。欧州連合加盟国は、途上国に対し、適応・緩和対策の早期開始支援金として72億ユーロと2020年までに毎年300億ユーロを拠出する。
●欧州連合は、「REDD+」を支援し、さらに、この対象となる森林には、商業植林は含まないことを定義づける。【欧州議会】

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