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環境ニュース[海外]

イギリス、エネルギー統計ダイジェスト2010年版を発表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2010.08.10 【情報源】イギリス/2010.07.29 発表

 イギリスのエネルギー・気候変動省は、「イギリス・エネルギー統計ダイジェスト2010年版」を発表した。これは、詳細な表やグラフ、コメントと共に、2009年のイギリス国内のエネルギー消費と供給についてまとめたもの。33の最新の統計からなるブックレット「イギリス・エネルギー概要」やイギリスのエネルギーフローをまとめた「エネルギーフローチャート」も含まれる。
 2009年の主な傾向は以下のとおり。
●2008年比で、国内エネルギー生産は5.7%、一次エネルギー消費は6.3%減少した。
●石炭、原油、電力、ガス等の輸入は、輸出を上回っている。しかし、石油製品の輸出は輸入を上回っている。
●石炭とガスの価格の差は再び広がり、発電におけるガスの商業的魅力を高めている。発電燃料のうち、ガスは45%、石炭は28%、原子力は18%を占めている。
●2008年比で、最終エネルギー需要は6.7%減少した。
化石燃料需要の減少、発電燃料の石炭から原子力への転換により、二酸化炭素排出量は、2008年比で、9.7%減少した(暫定)。
●2008年比で、総電力需要に占める再生可能エネルギーの割合は、5.6%上昇した。
熱電併給設備の容量は5569MWになり、2008年比で1.4%増加した。
【イギリス エネルギー・気候変動省】

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