サッカー・イングランド代表チームがワールドカップでオフセット

　イギリスエネルギー・気候変動省は、サッカーのイングランド代表チームが、ワールドカップへの参加においてカーボンオフセットを行うことを発表した。これは、イングランド・サッカー協会とエネルギー・気候変動省が協力して実施するもの。オーストリアで実施されたトレーニング・キャンプも対象となり、イギリス政府の品質保証制度を介して実施される。
　排出された温室効果ガスは、クリーン開発メカニズム（CDM）を用い、ブラジルのマトグロッソ州において小型水力発電所への投資により相殺される。ブラジルは、次回ワールドカップ開催国であり、かつアマゾン熱帯林による炭素吸収による気候変動の緩和においても重要な国である。【イギリスエネルギー・気候変動省】