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環境ニュース[海外]

フランス 持続可能な開発・環境グルネル全国委員会、第1回会合開催

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2010.06.02 【情報源】フランス/2010.05.21 発表

 2010年5月21日、持続可能な開発・環境グルネル全国委員会が設置され、第1回会合が開かれた。委員長はジャン・ルイ・ボルロー大臣(国務大臣、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋大臣、環境技術及び気候関連交渉担当)が務め、ヴァレリー・レタール国務大臣付き閣外大臣、シャンタル・ジュアノエコロジー担当閣外大臣、ブノワ・アパリュ住宅・都市計画担当閣外大臣も出席した。
 この委員会は2010年4月13日付け政令第2010-370号(官報掲載4月14日)により設置されたもので、これまでの「グルネル追跡調査委員会」の後継組織。グルネル追跡調査委員会は国・議員・経営者・労働組合・環境保護団体の5者で構成されていたが、今回設置された委員会はさらに、「家庭」「消費者保護」「連帯」「社会参加」「青少年」「開発支援」の分野で活動する組織の代表者6名と諸会議所の代表者1名を加えた構成となる(委員数41名)。また「持続可能な開発全国評議会」(委員数90名)に代わる組織として、環境グルネルの約束の実施状況を追跡するとともに、政府の政策に協力していく。
 グルネル第2法が可決されてからの初の開催となった今回の会合では、「環境グルネル」の約束事項の進捗状況が総括され、今後数ヶ月間の作業計画が策定された。そのほか、生態系の保全や再生に向けた環境グルネルの大きな約束事項である「緑と青のトラム」(森林域・緑地と水域のネットワーク)の実現方法についても発表があり、議論が交わされた。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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