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環境ニュース[海外]

フランス 持続可能な開発に 大手流通企業等が参加し 大きな効果

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2010.03.24 【情報源】フランス/2010.03.12 発表

 商業・流通企業連盟(FCD)と持続可能な開発省は、2年前に環境グルネル(環境懇談会)の一環として調印された協定を見直した。この協定書では、環境を大切にした商品の供給と、活動の持続可能な管理という2つの目標が掲げられている。環境を最も尊重する商品の供給と活動の持続可能な管理の保証。2年前から、様々な商品の分類マークがFCDに集められ、この協定に基づいた約束の実施に向けて、大きな進歩がみられた。
 例えば、日用品の分類マークのうち、環境・エネルギー管理庁と全国食品産業協会の協力を得て、多角的な分析を受けたものは300商品(食品150種類、食品以外150種類)に上り、また、エコラベル商品の売り上げは2009年に10%伸びた。レジ袋の使用量も、2002年の105億枚以上から、今日では15億枚に減り、85%減を達成。容器包装のエココンセプト、オーガニック製品、白熱電球からコンパクト型蛍光灯への切り替えなどについても進展が見られた。
 引き続き、こうした成果を挙げていくため、新たな行動をしっかりとしたものにし、既に実施されている行動を多様化していくという。具体的には、環境情報関連では、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省とFCDでは、全ての流通関係者に参加を呼び掛けるとともに、FCDでは、2010末までに容器包装に関するエココンセプトについて、業種間協定の策定に取り組む。また、オーガニック商品の消費の促進などにも取り組んでいくという。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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