一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ 2008年の温室効果ガス排出量は前年比2.9%減少
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.03.17 【情報源】アメリカ/2010.03.09 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、温室効果ガス排出量と吸収源に関する目録(1990〜2008年版暫定報告書)を公表し、パブリックコメントの募集を始めた。この報告によると、2008年は、温室効果ガス排出量が2.9%減少。この原因として、燃料や電気消費量の減少に伴って、CO2排出量が減少したことが挙げられている。2008年の温室効果ガス排出量は、約69億4600万トン(CO2換算)で、1990年から2008年にかけては、13.6%増加した。
報告書の対象となっている6種類の温室効果ガスは、CO2、メタン、一酸化二窒素、HFC類、PFC類、SF6の6種類。
アメリカ政府は、パブリックコメントへの対応を踏まえて、気候変動枠組条約事務局に最終版の報告書を提出する予定。【アメリカ環境保護庁】