一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境にもお年寄りにもやさしいコミュニティを表彰
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2010.02.26 【情報源】アメリカ/2010.02.17 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、自動車の利用を減らすクリエイティブな街づくりを進め、大気汚染を削減し、お年寄りの生活の質を改善したとして4つのコミュニティを表彰した。今回、EPAの「元気なお年寄りのための健康的なコミュニティづくり賞」を受賞したコミュニティは、高齢者が歩いたり、自転車に乗ったりする機会を創り出した点が評価された。こうした対策は、大気汚染の防止につながるだけでなく、地域経済を活性化し、住民の生活の質を高めるのにも役立つ。
この賞では、高齢者のために健康的な地域づくりを行ったコミュニティを表彰する「達成部門」と、地域のスマートな成長と元気な高齢者のための原則を実現する計画を策定したコミュニティを表彰する「コミットメント部門」が設けられている。今回、「達成部門」を受賞したのは、ノースカロライナ州のケーリー町とヴァージニア州のマーティンスビル・ヘンリー郡、また、「コミットメント部門」を受賞したのは、メリーランド州のゲーサーズバーグ市とカリフォルニア州のサンマテオ郡である。【EPA】