一般財団法人環境イノベーション情報機構
「10億本の植樹」キャンペーン 74億本を達成
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2010.01.12 【情報源】国連/2009.12.31 発表
地球温暖化を防止し、森林・生態系の劣化を防ぐため、「10億本の植樹」キャンペーンが世界各国で行われ、これまでに74億本が植樹された。2006年11月の開始以来、大統領から子どもまで、あらゆる地域の様々な人々が参加したことでキャンペーンは大成功を収めている。
当初は毎年10億本を植樹すること(植樹の宣言を含む)が目標だったが、2008年5月には,コペンハーゲンでの気候変動枠組条約締約国会議までに1人1本の植樹となる70億本を植樹するよう目標を引き上げた。この目標は、2009年9月に達成されている。特に、中国、エチオピア、トルコ、メキシコ、ケニア、キューバ、インドネシアで熱心に取り組まれた。
なお、2009年には、この運動の先導者の一人であるワンガリ・マータイ氏が国連平和大使に任命されている。【UNEP】