メキシコシティ　COP16・MOP6の合意に向けて

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.01.06 【情報源】国連／2009.12.22 発表

　2009年12月の第15回気候変動枠組み条約締約国会議・第5回京都議定書締約国会合（COP15・MOP5）の成果については、多くの国が満足していないが、国連総会のアリ・トレキ議長は、拘束力のある合意に向けて「真に進展があった」と評価。2010年のCOP16・MOP6（開催地メキシコシティ）での採択の可能性を目指して、国連が取り組んでいく方針を示した。
　トレキ議長は、ニューヨークでの年末の記者会見において、COP15・MOP5について、丁寧に扱ってもらえなかった、民主的でなかった、問題が国連の手に負えなくなっているとする国々もあったとコメント。
　一方で、拘束力のある決議が出てくるとは予想していなかったとして、一定の合意が結論として出されたことは真によい進展であり、フォローアップしていく必要があると述べた。また、国連は引き続きこの問題をリードし、コペンハーゲンで始めたことを終わらせる　という決意を示した。【UNEP】