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環境ニュース[海外]

アメリカ 火力発電所からのSO2排出量を追跡可能に

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2009.12.01 【情報源】アメリカ/2009.11.20 発表

 石炭火力発電所からのSO2排出量の変化を全米規模で追うことのできる新しいツールが、アメリカ環境保護庁(EPA)のウェブサイトに登場した。グーグルアースの人工衛星マップとチャートを利用して、酸性雨プログラムに参加している個々の石炭火力発電所のSO2排出量の変化などを把握することができる。
 なお、酸性雨プログラムは、1990年大気浄化法に基づいて導入されたもので、発電所に対して、酸性雨の主な原因となるSO2排出量やNOx排出量を削減するよう求める。1995年以降、同プログラムは大きな成果を挙げており、2008年には、SO2の排出量取引制度(キャップ・アンド・トレード制度)で、年間の排出上限値が950万トンに設定されていたところ、発電所からの実際の排出量は760万トンにとどまった。【EPA】

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