一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁 子供たちを環境リスクから守るヒントを提供
【健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2009.10.09 【情報源】アメリカ/2009.10.01 発表
アメリカで「こどもの健康月間」となっている10月、子供たちを環境リスクから守る簡単なヒントを環境保護庁(EPA)が保護者向けに提供した。子供は、大人と比較して、体重当たりの食べ物・飲み物の摂取量、呼吸量が多く、食べ物や水、大気が汚染されていた場合には、大人より受ける被害が大きい。EPAでは、家庭や学校、地域で子供たちが安全に、健康に過ごせるようにするために、次のようなヒントを示した。
●子供たちの健康に地球温暖化が及ぼす影響や、省エネが地球温暖化や大気汚染の防止に役立つことを知る
●床や窓を掃除して、ほこりを取り除き、鉛のペンキを剥ぐこと。ぜんそく発作の原因となるカビ、二次喫煙などを管理すること
●飲料水の水質報告書を毎年、チェックし、井戸水を利用している場合は井戸水のテストを毎年行うこと。
●殺虫剤その他の薬品は、鍵のかかる戸棚で管理すること。食べ物や飲み物と間違えそうな入れ物には入れないこと。水銀の体温計は止めて、デジタル体温計など水銀を使わない体温計にすること
【EPA】