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環境ニュース[海外]

欧州委員会、包括的バイオテクノロジー政策の提案を採択

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2002.01.31 【情報源】EU/2002.01.23 発表

 欧州委員会は欧州におけるライフサイエンス及びバイオテクノロジーの発展のための政策イニシアティブを採択した。
 この戦略は加盟国、地方機関、産業界及び関係者への勧告を含んでいる。2005年までに欧州のバイオテクノロジーの市場は1000億ユーロ(11.6兆円)規模に、2010年までには、世界でライフサイエンス、バイオテクノロジー市場は2兆ユーロ(232兆円)規模になるとされる。現在、EUはバイオテクノロジー分野でアメリカの後塵を拝しているとされるが、新戦略は、10年以内にこの先進技術を欧州が身につけるようにすることを目指す。持続可能な発展を促進する戦略の協力的かつ一貫したアプローチは複雑な倫理的、社会的関心を扱い、公衆の議論を支援するよう構想されている。
 ライフサイエンス、バイオテクノロジーが潜在的な可能性を秘めている分野として、健康(新薬)、農業/食品(持続可能な農業)、産業(生分解プラスティック)、環境(バイオレメディエーションやクリーンな生産工程の開発)が挙げられている。
 今後、委員会はライフサイエンス及びバイオテクノロジーに関する報告書を定期的に提出することとしている。また、透明性や対話の確保、戦略の実施のために幅広い関係者のフォーラムを設立する。【欧州委員会】

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