一般財団法人環境イノベーション情報機構
インドでも植樹の世界記録に挑戦
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2009.08.24 【情報源】国連/2009.08.11 発表
南インドのダンガルプールの村民達が、植樹のギネス世界記録に挑もうと一日に60万本の植樹を行うこととなった。7月には、パキスタンで一日に54万1176本が植樹され、世界記録が達成されている。今回、インドで植樹コーディネーターを務めるインド行政職(IAS)のマリキ氏は「これはパキスタンの世界記録を更新するためではなく、生計手段を創出して、ダンガルプール村民の食糧安全を保障するためのものである」と述べた。ダンガルプールでは、森林伐採によって、土地がやせ、水や食糧が不足している。
ボランティアは、この土地の固有種であるマンゴーやインドセンダン、チーク、ジャトロファといった木を植える予定。植樹された木々は村民が管理する。これらの樹木により、コミュニティーは、食糧や医薬品、木材などを得られるようになる。
なお、この植樹活動は、国連環境計画(UNEP)の10億本の植樹キャンペーンにも登録される。【UNEP】