一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ連邦議会 環境法典の代替となる4法案を承認。施行へ
【環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2009.06.30 【情報源】ドイツ/2009.06.19 発表
ドイツ連邦議会は、6月19日、環境法典の代替となる4つの個別法案を承認した。承認された法案は、水管理法、自然保護法、放射線保護法を改正するもので、さらに環境法紛争法案も承認された。これらは、環境法典の内容に即するものである。
自然保護分野においては、憲法改正時の準則に基づき、連邦州の一般準則が含まれていた大綱的な旧自然保護法が廃止される。
また、水法でも、地表面の水、海岸域の水、また地下水の管理について、連邦レベルの統一基準が導入された。
さらに、放射線保護法では、皮膚ガンを防ぐために、18歳以下の若者の日焼けサロンの利用が禁止される。
また、環境法紛争法によって、ドイツで初めて統一的に、一定の水経済計画と森林計画について、環境影響評価の必要性が明示される。【ドイツ連邦環境省】