一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 対話プロジェクト「アルミニウム製品の資源効率化」がスタート
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2009.05.29 【情報源】ドイツ/2009.05.19 発表
ドイツ連邦環境省は、5月19日、金属産業労働者組合(IG Metall)とアルミニウム産業総合連盟(GDA)と共同で、対話プロジェクト「アルミニウム製品の資源効率化」を開始したことを発表した。このプロジェクトは、連邦環境省がIG MetallとGDAと供に創設したイニシアティブ「資源効率化ネットワーク」の一環として実施するもの。
対話プロジェクトは、事業所内外において、資源の取り扱いに対する雇用者の意識改善を目的にしている。雇用者や管理職が参加する2つの専門家ワークショップが開催され、資源効率化についての知識を深め、具体的な改善に向けた提案を行う。全雇用者の約16%が回答したアンケートでは、97%の人々がアルミニウム産業における生産時と利用時の資源効率化は、「非常に重要」、「重要」だと回答した。
事業所内部での報告やポスター掲載を行う後続のプロジェクトでは、スクラップの管理、アルミニウム製品の資源効率化、リサイクル、消費行動への影響といったテーマを扱う。
さらに、人材養成教育プログラムにおいて、適切な知識について教育する。【ドイツ連邦環境省】