一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 環境省内の持続可能性への取り組みをまとめた報告書を発行
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2009.05.26 【情報源】ドイツ/2009.05.15 発表
ドイツ連邦環境省は、5月15日、報告書「最新の環境政策を通じた持続可能な発展」の発行を公表した。これは、世代間の公平、生活の質、社会的協働、国際的責任という、持続可能性の4つの指針について、同省内の取り組みをまとめたもの。概要は下記のとおり。
●2007年2月から2009年1月までの間に、連邦環境省所有の公用車について、1km走行時のCO2排出量を平均202gから154gに削減することに成功。
●公共調達において、高い効率と排出量の削減に重点を置いた取り組みを実施中。例えば、サーバーを交互に改修することにより、サーバーの量が少量で済み、電力需要の60%カットを達成。
●職業教育の場の提供。省内の職員の10%を越えている。うち4分の1以上の職業訓練参加者には、移民の背景がある。【ドイツ連邦環境省】