EPA　副長官候補が就任を辞退

　アメリカ環境保護庁（EPA）の副長官に指名されていたジョン・キャノン氏が、就任を辞退する声明を発表した。
　声明の中で、キャノン氏は、かつて理事を務めていた「アメリカ・クリーン・ウォーター財団」に疑惑調査のメスが入ったことを辞任の理由として挙げた。同氏が理事を務めていたこと自体が調査の対象となっているわけではないが、EPAに迷惑をかけたくない　としている。
　EPAのジョンソン長官は、キャノン氏が副長官に就任できないことを残念だとしつつ、急いで、新たな候補を探したいと述べた。【ＥＰＡ】